「ウェイン・ショーター」を迎えて初のスタジオ･レコーディングとなる1965年録音盤。マイルスが常に持ち続けた変化の欲求と、コルトレーンとは違ったミステリアスなメロディーを吹くショーターの個性が合致した、60年代のマイルス・スタジオ4部作の1番目にして、共演者の創造性あふれる音がマイルスを引き立たせた名盤。ライヴの定番となる「アジテイション」をはじめ、'60年代半ばという混沌とした時代を映した1枚です。

日本語ライナーノーツ付。